正答4
解説
正解は4です。
個人情報保護法でいう個人情報は、「生存する個人」に関する情報で、特定の個人を識別できるものです。
この問題は個人情報でないものを選ぶので、○ が答えです。
【選択肢別解説】
1:× 患者の氏名は個人情報です。
氏名は特定の個人を識別できる代表的な情報です。
2:× 患者の診療録は個人情報です。
氏名などと結びついて特定の個人を識別できる情報です。
3:× 従業員の住所は個人情報です。
患者に限らず、生存する個人に関する情報はすべて対象になります。
4:○ 死者の情報は個人情報保護法の個人情報には該当しません。
法の対象は生存する個人に関する情報に限られるためです。
5:× 法人役員の情報は個人情報です。
法人そのものの情報は対象外ですが、役員という個人の氏名などは生存する個人の情報にあたります。
【ポイント】
ただし医療・介護分野のガイダンスでは、死者の情報も遺族の情報にあたる場合などがあるため、生存者と同様に安全管理を行うよう求めています。
法の対象かどうかと、実務上の取り扱いを区別して覚えます。
【用語】
個人情報保護法:個人の権利と利益を守るため、個人情報の取り扱い方を定めた法律である。
診療録:診察の経過や診断、治療内容などを記録した、いわゆるカルテである。
個人情報:生存する個人に関する情報で、氏名などにより特定の個人を識別できるものである。