正答3
解説
正解は3です。
自閉スペクトラム症(自閉症スペクトラム障害)の支援方法を問う問題です。
この問題は支援の方法でないものを選ぶので、○ が答えです。
【選択肢別解説】
1:× TEACCHプログラムは自閉症の支援方法です。
スケジュールの視覚化や物理的な環境の構造化(構造化された指導)で、見通しをもって行動できるようにします。
2:× 応用行動分析(ABA)は自閉症の支援方法です。
オペラント条件づけの原理を用いて、望ましい行動を強化して増やします。
3:○ ボバースアプローチは自閉症の支援方法ではありません。
脳性麻痺や脳卒中の運動障害に対する神経発達学的治療法で、姿勢や筋緊張の調整を目的とします。
4:× 拡大・代替コミュニケーション(AAC)は自閉症の支援方法です。
絵カードや機器などを用いて、音声言語を補ったり代わりにしたりします。
5:× 絵カード交換式コミュニケーションシステム(PECS)は自閉症の支援方法です。
絵カードを相手に渡して要求を伝える方法で、自発的な伝達を育てます。
【ポイント】
ボバースアプローチは運動障害への方法として、脳性麻痺の摂食指導などで出題されます。
自閉症の支援は「視覚的な手がかり」と「構造化」がキーワードです。
【用語】
TEACCHプログラム:自閉症の人の特性に合わせ、環境や活動の見通しを視覚的に整える構造化による支援プログラムである。
応用行動分析:行動の前後の状況を分析し、望ましい行動を増やす働きかけを行う方法である。
ボバースアプローチ:脳性麻痺や脳卒中の運動療法として発展した、姿勢や運動の促通を行う治療法である。
拡大・代替コミュニケーション:話し言葉を補ったり代わりになったりする、絵や機器などの伝達手段の総称である。
絵カード交換式コミュニケーションシステム:絵カードを相手に渡して要求を伝えることを学ぶコミュニケーション訓練法で、PECSともいう。