正答3
解説
正解は3です。
聴覚障害のある乳児の養育者に対するコミュニケーション指導の内容を問う問題です。
乳児期には、子どもの伝えたい気持ちを受け止め、やりとりを楽しむ関係を育てることが最も大切です。
この問題は適切でないものを選ぶので、○ が答えです。
【選択肢別解説】
1:× アイコンタクトの指導は適切です。
視線を合わせることで子どもの注意を引き、やりとりの土台を作ります。
2:× 豊かな感情表現の指導は適切です。
表情や身振りで気持ちを伝えると、聴覚以外の手がかりで子どもが理解しやすくなります。
3:○ 正確な発音の模倣を促す指導は適切ではありません。
乳児期に発音の誤りを直させようとすると、子どもが伝える意欲を失うおそれがあるためです。
4:× 共感的コミュニケーションの指導は適切です。
子どもの気持ちに共感して応じることで、伝えたいという意欲が育ちます。
5:× 発声意図の受容の指導は適切です。
子どもが声を出したときに何かを伝えようとする意図を受け止め、応答することが大切です。
【ポイント】
乳児期の養育者支援は、正確さよりも「伝わる喜び」を重視します。
養育者が難聴を受容できるよう、心理的な支援も並行して行います。
【用語】
アイコンタクト:互いに目を合わせることで、乳児とのやりとりの基本になる。
共感的コミュニケーション:相手の気持ちに寄り添い、受け止める姿勢で行うコミュニケーションである。
発声意図:乳児が声を出して何かを伝えようとする気持ちである。