正答2
解説
正解は2です。
熱性痙攣(熱性けいれん)は乳幼児が38℃以上の発熱に伴って起こすけいれんです。
好発年齢・再発率・単純型と複雑型の区別が問われています。
【選択肢別解説】
1:× 初発は新生児期ではなく、生後6か月から5歳ごろに多く、1〜2歳がピークです。
2:○ 家族歴を持つ子が多く、遺伝的要因の関与が認められています。
3:× 再発率は5%以下ではありません。
およそ3人に1人が再発するとされます。
4:× 多くは数分以内に終わります。
15分以上続くものは複雑型熱性けいれんとされ、典型例ではありません。
5:× 発作後の麻痺(トッド麻痺)はまれです。
約60%にみられるということはありません。
【ポイント】
単純型は全身性・左右対称で15分未満、24時間以内に反復しないものです。
焦点性発作・15分以上・24時間以内の反復のいずれかがあれば複雑型とします。
【用語】
熱性痙攣:主に乳幼児が発熱に伴って起こすけいれんで、髄膜炎などの頭蓋内感染症によるものは除く。
複雑型:発作が長く続く、体の一部に限られる、短時間に反復するなどの特徴をもつ熱性けいれんである。
トッド麻痺:けいれん発作の後に、一時的に手足などの麻痺が生じる現象で、その後は回復する。
単純型:全身性で左右対称に現れ、短時間で終わり、短期間に繰り返さない熱性けいれんである。