正答1
解説
正解は1です。
リハビリテーションは、医学的・教育的・職業的・社会的の4つの分野に分けられます。
社会リハビリテーションの目的を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 国際リハビリテーション協会(RI)は1986年、社会リハビリテーションを「社会生活力を高めることを目的としたプロセス」と定義しました。
社会生活力とは、さまざまな社会的状況の中で自分のニーズを満たし、社会参加を実現する力です。
2:× 機能障害の回復は、主に医学的リハビリテーションの目的です。
3:× インテグレーション(統合)は障害のある人を地域社会や学校に受け入れる理念です。
社会リハビリテーションそのものの定義ではありません。
4:× 福祉サービスの向上は社会福祉政策の課題であり、社会リハビリテーションの定義ではありません。
5:× 福祉用具の研究・開発は、リハビリテーション工学の分野にあたります。
【ポイント】
社会リハビリテーションのキーワードは「社会生活力(social functioning ability)」です。
医学的・教育的・職業的リハビリテーションとの目的の違いを整理しましょう。
【用語】
インテグレーション:障害のある人を分け隔てず、地域社会や通常の学校などの中に受け入れ、統合していく考え方である。
国際リハビリテーション協会:障害のある人の権利と社会参加を推進する国際的な団体で、略称はRIである。
福祉用具:障害のある人の日常生活や社会参加を助けるために用いる、車いすや杖などの用具である。
社会リハビリテーション:障害のある人が社会生活力を高め、社会の一員として生活できるよう支援する分野である。