正答3
解説
正解は3です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
音声言語の特徴を、文字言語や身ぶりなどほかの伝達手段と比べて考える問題です。
【選択肢別解説】
1:× 記述は正しいです。
音声は空気を伝わって広がるため、相手が離れたところにいたり見えなかったりしても伝わります。
2:× 記述は正しいです。
音声言語は少数の音素の組み合わせで膨大な数の語彙を表現できます。
3:○ 記述が誤りです。
音声は発した瞬間に消えていく時間的な信号で、文字のように静的に呈示しておくことはできません。
4:× 記述は正しいです。
音声言語は自分の発声器官だけで伝えられ、筆記具や機器などの道具がいりません。
5:× 記述は正しいです。
音と意味の結びつきに必然性はなく、社会的な約束で決まる恣意的な記号です。
【ポイント】
音声言語は「すぐ消える(継時的・一過性)」、文字言語は「残る(静的・持続的)」という対比を押さえましょう。
この違いはAACで視覚的手段を併用する理由にもなります。
【用語】
恣意的:言語の音と意味の結びつきに必然的な理由がなく、社会的な約束で決まっていることを指す。
文字言語:文字や記号を使って表す言語で、記録として残せ、時間や距離を超えて伝えられる。
音素:意味を区別する働きをもつ最小の音の単位で、それ自体は意味をもたない。