正答1
解説
正解は1です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
胃瘻は腹壁から胃へ通したカテーテルで栄養を入れる方法で、長期の経管栄養に用いられます。
【選択肢別解説】
1:○ 記述が誤りです。
胃瘻にしても、唾液の誤嚥や胃の内容物の逆流による誤嚥は起こります。
肺炎を予防できるわけではありません。
2:× 記述は正しいです。
鼻や咽頭にチューブが通らないため、嚥下運動を妨げにくく、嚥下訓練と並行しやすいです。
3:× 記述は正しいです。
経鼻胃管に比べて苦痛が少なく管理しやすいため、長期の栄養管理に適しています。
4:× 記述は正しいです。
カテーテルは劣化するため、種類に応じて数か月ごとなど定期的な交換が必要です。
5:× 記述は正しいです。
顔の前にチューブがなく不快感が少ないため、経鼻胃管に比べて自己抜去が少ないです。
【ポイント】
経鼻胃管と胃瘻の比較は頻出です。
どちらの方法でも口腔ケアと逆流防止の姿勢管理が肺炎予防に欠かせません。
【用語】
経管栄養:口から食べられない人に、チューブを通して胃や腸へ栄養を直接入れる方法の総称である。
経鼻胃管:鼻から咽頭、食道を通して胃まで入れるチューブで、短期の栄養管理に用いられる。
誤嚥:食物や唾液が声門を越えて気管へ入ってしまうことである。
自己抜去:患者が自分でチューブなどを抜いてしまうことで、経鼻胃管で起こりやすい。