正答2
解説
正解は2です。
この問題は適切でないものを選ぶので、○ が答えです。
学齢期の吃音の支援では、話し方の練習とともに、本人の吃音への理解や周囲の環境調整が大切です。
【選択肢別解説】
1:× 流暢形成の訓練は、ゆっくり柔らかく話し始めるなど、流暢に話す方法を身につける訓練です。
学齢期に適切な方法です。
2:○ ことばの言い換えを勧めると、どもりそうな語を避ける回避行動を強めることになります。
回避は話すことへの不安を大きくし、吃音の悪化や話す場面の回避につながるため適切ではありません。
3:× 学級担任に吃音への理解を求め、音読や発表での配慮やからかいへの対応を依頼することは、重要な環境調整です。
4:× 吃音とは何かを本人が正しく理解することで、自分を責める気持ちが和らぎ、主体的に対処できるようになります。
5:× 同じ吃音のある子どもと交流すると、孤立感が和らぎ、吃音を前向きに受け止めるきっかけになります。
【ポイント】
吃音の支援では、どもることを避けさせるのではなく、どもっても話してよいという姿勢を育てることが重要です。
【用語】
流暢形成:ゆっくりやわらかく話し始めるなど、話し方を調整して流暢に話せるようにする訓練技法である。
回避行動:どもりそうな語や場面を避けようとする行動で、不安や吃音を強めることがある。
環境調整:本人を取り巻く家庭や学校などの対応を整え、話しやすい環境を作る支援である。
言い換え:どもりそうな語を、別の言い回しの語に置き換えて話すことで、吃音の回避の手段になりやすい。