正答1
解説
正解は1です。
脊髄神経・脳神経・自律神経の基本的な数と働きを問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:○ 誤った記述です。
頸椎は7個ですが、頸神経は第1頸椎の上からも出るため8対あります。
正しくは頸髄には8対の神経根があります。
2:× 正しい記述です。
脳神経は嗅神経から舌下神経まで12対あります。
3:× 正しい記述です。
交感神経が興奮すると洞結節の活動が高まり、心拍数は増加します。
4:× 正しい記述です。
前角細胞は脊髄の前角(灰白質)にある下位運動ニューロンの細胞体です。
5:× 正しい記述です。
舌の後ろ3分の1の味覚と一般感覚は舌咽神経が伝えます。
前3分の2の味覚は顔面神経(鼓索神経)が担います。
【ポイント】
脊髄神経は頸神経8対、胸神経12対、腰神経5対、仙骨神経5対、尾骨神経1対の合計31対です。
頸椎の数(7個)と頸神経の数(8対)の違いは頻出です。
【用語】
神経根:脊髄から左右に出る神経の根もと部分で、前根と後根が合わさって脊髄神経となる。
前角細胞:脊髄の前角にある運動神経の細胞で、筋肉へ指令を送る下位運動ニューロンの細胞体である。
舌咽神経:第9脳神経で、舌の後ろ側の味覚や咽頭の感覚、嚥下に関わる神経である。
交感神経:自律神経の一つで、活動時や緊張時に心拍数や血圧を高めるように働く神経である。