正答4
解説
正解は4です。
ホルモンとその主な作用の組み合わせを問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った組み合わせ)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい組み合わせです。
甲状腺ホルモンは細胞の酸素消費を高め、基礎代謝を亢進させます。
2:× 正しい組み合わせです。
メラトニンは松果体から夜間に分泌され、睡眠覚醒リズムなど体内時計の調節に関わります。
3:× 正しい組み合わせです。
インスリンは膵臓のランゲルハンス島B細胞から分泌され、糖の取り込みを促して血糖値を下げます。
4:○ 誤った組み合わせです。
ノルアドレナリンは主にα1受容体を介して血管を収縮させるため、血圧は低下ではなく上昇します。
5:× 正しい組み合わせです。
糖質コルチコイド(コルチゾールなど)は強い抗炎症作用と免疫抑制作用をもちます。
【ポイント】
ノルアドレナリンとアドレナリンはいずれも交感神経系のカテコールアミンで、血圧を上げる方向に働きます。
糖質コルチコイドは抗炎症薬(ステロイド)としても使われます。
【用語】
基礎代謝:安静にして生命を維持するために最低限必要なエネルギーの消費量を指す。
メラトニン:脳の松果体から分泌され、睡眠と覚醒のリズムの調節に関わるホルモンである。
糖質コルチコイド:副腎皮質から分泌され、糖の代謝を調節し、炎症や免疫を抑えるステロイドホルモンである。
ノルアドレナリン:交感神経の末端や副腎髄質から出るカテコールアミンで、血管収縮などに働く物質である。