正答3
解説
正解は3です。
境界性パーソナリティ障害(情緒不安定性人格障害境界型)の特徴を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
衝動性が強く、薬物やアルコールの乱用がみられやすい障害です。
2:× 正しい記述です。
リストカットなどの自傷行為や自殺企図が目立ちます。
3:○ 誤った記述です。
境界性パーソナリティ障害では他者を避けるのではなく、見捨てられることへの強い不安から激しく不安定な対人関係を結びます。
他者との交流を避けるのはシゾイド型や回避性パーソナリティ障害の特徴です。
4:× 正しい記述です。
慢性的な空虚感を抱いていることが診断基準の一つです。
5:× 正しい記述です。
感情が不安定で、強い不快感やいら立ち、怒りを示すことがあります。
【ポイント】
境界性パーソナリティ障害の中心は、対人関係・自己像・感情の不安定さと著しい衝動性です。
「理想化とこき下ろし」を繰り返す対人関係が典型です。
【用語】
境界性パーソナリティ障害:対人関係・自己像・感情の不安定さと著しい衝動性を特徴とし、見捨てられることへの強い不安を示す障害である。
自傷行為:自分の体を意図的に傷つける行為で、手首を切るなどがある。
回避性パーソナリティ障害:批判や拒絶を強く恐れるために、対人関係や社会的な場面を避けてしまうパーソナリティ障害である。