正答3
解説
正解は3です。
アレルギー反応のⅠ〜Ⅳ型分類と代表的な疾患の対応を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った組み合わせ)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい組み合わせです。
気管支喘息はIgE抗体と肥満細胞が関わるⅠ型(即時型)アレルギーです。
2:× 正しい組み合わせです。
不適合輸血は赤血球表面の抗原に抗体が結合して溶血を起こすⅡ型(細胞傷害型)アレルギーです。
3:○ 誤った組み合わせです。
ツベルクリン反応はⅢ型ではなく、感作T細胞が関わるⅣ型(遅延型)アレルギーです。
Ⅲ型は免疫複合体が原因の反応で、血清病や糸球体腎炎が代表例です。
4:× 正しい組み合わせです。
接触性皮膚炎はT細胞が関わるⅣ型アレルギーです。
5:× 正しい組み合わせです。
アレルギー性鼻炎は花粉などに対するIgEが関わるⅠ型アレルギーです。
【ポイント】
Ⅳ型は抗体ではなくT細胞による反応で、反応が出るまでに24〜48時間かかります。
ツベルクリン反応と接触性皮膚炎はⅣ型の代表例として覚えます。
【用語】
Ⅰ型アレルギー:IgE抗体が関わり、抗原に触れて短時間で症状が出る即時型のアレルギー反応である。
Ⅳ型アレルギー:抗体ではなく感作されたT細胞が関わり、反応が出るまでに時間がかかる遅延型のアレルギーである。
ツベルクリン反応:結核菌に対する感作の有無を調べるため、菌の成分を皮内に注射して反応をみる検査である。
接触性皮膚炎:原因物質が皮膚に触れた部分に生じる炎症で、いわゆるかぶれである。