正答1
解説
正解は1です。
記憶の分類と、それぞれに属する概念の対応を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った組み合わせ)です。
【選択肢別解説】
1:○ 誤った組み合わせです。
メタ記憶は自分の記憶の働きについての知識や、記憶状態の監視・制御を指します。
手続き記憶は自転車の乗り方のような技能の記憶で、両者は別の概念です。
2:× 正しい組み合わせです。
視空間スケッチパッドはバドリーの作業記憶モデルの下位システムで、視覚・空間情報を一時保持します。
3:× 正しい組み合わせです。
意味記憶は言葉で表せる知識の記憶で、宣言(陳述)記憶に含まれます。
4:× 正しい組み合わせです。
親近効果は自由再生で最後の方の項目がよく再生される現象で、短期記憶に残っていることで説明されます。
5:× 正しい組み合わせです。
アイコニック記憶は視覚情報が1秒未満保持される感覚記憶です。
【ポイント】
作業記憶は中央実行系・音韻ループ・視空間スケッチパッド・エピソードバッファで構成されます。
系列位置効果の初頭効果は長期記憶、親近効果は短期記憶に対応します。
【用語】
メタ記憶:自分の記憶の働きについての知識や、覚えている状態を監視して制御する働きを指す。
手続き記憶:自転車の乗り方のように、体で覚えた技能や手順についての長期記憶である。
視空間スケッチパッド:作業記憶の下位システムの一つで、視覚的・空間的な情報を一時的に保持する。
宣言(陳述)記憶:言葉で表現できる内容についての長期記憶で、意味記憶とエピソード記憶に分けられる。
親近効果:自由再生で、最後に提示された項目ほど思い出されやすいという現象である。
アイコニック記憶:目から入った視覚情報がごく短時間だけ保たれる感覚記憶である。