正解を3つ選んでください。
正答1・4・5
解説
正解は1と4と5です。
子どもの遊びや活動と、それに関わる発達的な能力の組み合わせを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 正しい組み合わせです。
ボールのやりとりでは、自分と相手と物(ボール)の三者の関係が成り立っており、三項関係の成立を示します。
2:× 誤りです。
描画は物事を絵で表す表象(象徴)機能や視覚運動能力に関わる活動です。
ナラティブは出来事を順序立てて語る能力で、描画とは対応しません。
3:× 誤りです。
イナイイナイバーは、見えなくなった物が存在し続けるという対象の永続性ややりとりの楽しさに関わる遊びです。
心の理論は他者の信念を推測する能力で、4歳ごろに成立します。
4:○ 正しい組み合わせです。
ごっこ遊びでは、積み木を電話に見立てるように、ある物で別の物を表す象徴機能が使われます。
5:○ 正しい組み合わせです。
しりとりでは語の最後の音を取り出す必要があり、音韻意識が必要です。
【ポイント】
三項関係は生後9か月ごろから成立し、共同注意の基盤となります。
見立て遊びやごっこ遊びは象徴機能の発達の指標で、言語の獲得と関連します。
【用語】
三項関係:自分と相手と物の三者の間で、注意や関心を共有し合う関係を指す。
ナラティブ:出来事を順序立ててまとまりのある話として語ることを指す。
心の理論:他者にも自分とは異なる考えや気持ちがあると理解し、その心の状態を推測する能力である。
象徴機能:ある物を別の物に見立てて表す、物事を頭の中で表象する能力である。
音韻意識:語を構成する音の単位に気づき、取り出したり操作したりする力を指す。