正答2
解説
正解は2です。
神経と筋の基本的な構造・機能の対応を問う問題です。
この問題は誤っている組み合わせを選ぶので、○ が答え(誤った組み合わせ)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい組み合わせです。
神経細胞体には細胞核があり、蛋白合成など細胞の代謝の中心となっています。
2:○ 誤った組み合わせです。
跳躍伝導は、髄鞘の切れ目であるランビエ絞輪から次の絞輪へ興奮が飛ぶように伝わる様式です。
これは有髄神経に特有で、無髄神経では興奮は軸索に沿って連続的に伝わります(連続伝導)。
3:× 正しい組み合わせです。
樹状突起は他の神経細胞から信号を受け取り、神経細胞体へ伝える入力部分です。
4:× 正しい組み合わせです。
シナプスでは、前の神経終末から神経伝達物質が放出され、次の細胞の受容体に結合して信号が伝わります。
5:× 正しい組み合わせです。
骨格筋の筋原線維はアクチン(細いフィラメント)とミオシン(太いフィラメント)からなり、両者が滑り合って収縮します。
【ポイント】
有髄神経は跳躍伝導のため伝導速度が速く、無髄神経は連続伝導のため遅いという対比が頻出です。
樹状突起は入力、軸索は出力という向きも押さえておきましょう。
【用語】
跳躍伝導:髄鞘の切れ目であるランビエ絞輪を飛び飛びに興奮が伝わる、速い伝導の様式である。
無髄神経:髄鞘に包まれていない神経線維で、興奮が連続的に伝わるため伝導速度が遅い。
樹状突起:神経細胞体から枝のように伸び、他の細胞からの信号を受け取る突起である。
シナプス:神経細胞どうしや神経と筋の接合部で、信号を化学物質によって受け渡す構造である。
アクチン:筋原線維を構成する細いフィラメントの蛋白質で、ミオシンと滑り合って筋収縮を起こす。