正答2
解説
正解は2です。
高齢者に生じやすい障害や疾患の特徴を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 加齢により免疫機能が衰えるため、肺炎などの感染症が起こりやすくなります。
記述は正しいです。
2:○ 癌は遺伝子の異常が長年にわたって蓄積して生じるため、加齢とともに発生頻度が上がります。
「低下」ではなく「上昇」が正しいので、記述が誤りです。
3:× 高齢者は骨粗鬆症と転倒が増えるため、大腿骨頸部骨折などの骨折が多くなります。
記述は正しいです。
4:× 認知症の有病率は加齢とともに急速に高くなります。
記述は正しいです。
5:× 加齢に伴い胸腺が萎縮し、T細胞の機能などが低下します。
免疫力の低下は高齢者の特徴として正しいです。
【ポイント】
高齢者では感染症、癌、骨折、認知症がいずれも増えます。
高齢者の特徴を問う問題では、「低下」と「上昇」の向きを取り違えないことが大切です。
【用語】
老年障害:加齢に伴う機能の低下を背景として生じる、高齢者に特有の障害や疾患をいう。
認知症:いったん獲得した知的機能が脳の病気で低下し、日常生活に支障が出る状態である。
免疫力:細菌やウイルスなどの病原体から体を守る力で、加齢とともに低下しやすい。