正答1
解説
正解は1です。
DSM-5のパーソナリティ障害の特徴を見分ける問題です。
選択肢はいずれも、DSM-5の各パーソナリティ障害の基本的な定義に対応しています。
【選択肢別解説】
1:○ 境界性パーソナリティ障害は、対人関係、自己像、感情が不安定で、著しい衝動性を示すことが特徴です。
DSM-5の定義そのものです。
2:× 誇大性、賞賛されたい欲求、共感の欠如は、自己愛性パーソナリティ障害の特徴です。
境界性ではありません。
3:× 社会的抑制、不全感、否定的評価への過敏性は、回避性パーソナリティ障害の特徴です。
境界性ではありません。
4:× 世話をされたいという過剰な欲求からしがみつく行動をとるのは、依存性パーソナリティ障害の特徴です。
境界性ではありません。
5:× 他人の動機を悪意あるものと解釈する不信と疑い深さは、猜疑性(妄想性)パーソナリティ障害の特徴です。
境界性ではありません。
【ポイント】
境界性パーソナリティ障害では、見捨てられ不安、自傷行為、慢性的な空虚感などもみられます。
キーワードは「不安定」と「衝動性」です。
【用語】
境界性パーソナリティ障害:対人関係や感情が不安定で、強い衝動性や見捨てられ不安を示す人格の障害である。
DSM-5:米国精神医学会が作成した、精神疾患の診断基準と分類の第5版である。
パーソナリティ障害:考え方や感情、対人関係の持ち方が著しく偏り、生活に支障が出る状態である。