正解を3つ選んでください。
正答1・2・4
解説
正解は1と2と4です。
パーテン(M. Parten)による社会的遊びの分類を問う問題です。
パーテンは、子ども同士の関わりの程度によって遊びを分類しました。
専念しない行動、一人遊び、傍観、並行遊び、連合遊び、協同遊びの順に社会性が高まります。
【選択肢別解説】
1:○ 並行遊びは、同じ場所で同じような遊びをしていても、互いに関わらない遊びです。
パーテンの分類に含まれます。
2:○ 連合遊びは、物の貸し借りや会話など子ども同士の関わりがありますが、役割分担や共通の目標はない遊びです。
パーテンの分類に含まれます。
3:× 構成遊びは、積み木や粘土で何かを作る遊びです。
遊びの内容による分類であり、パーテンの社会的遊びの分類ではありません。
4:○ 協同遊びは、共通の目標のもとに役割を分担し、組織的に行う遊びです。
パーテンの分類で最も社会性の高い段階です。
5:× ふり遊びは、物を別の物に見立てたり、誰かのふりをしたりする遊びです。
象徴機能の発達による認知的な分類であり、パーテンの分類ではありません。
【ポイント】
パーテンの分類は、遊びにおける他者との関わり方に注目した分類です。
構成遊びやふり遊びは、ピアジェやスミランスキーなどによる遊びの認知的な分類に含まれます。
【用語】
並行遊び:他の子と同じ場所で遊ぶが、互いに関わらずそれぞれが別々に遊ぶ形式である。
連合遊び:他の子と一緒に遊び、道具のやりとりなどはあるが、役割分担は明確でない遊びである。
協同遊び:共通の目的のために役割を分担し、組織的に進める遊びである。
構成遊び:積み木などで何かを作り上げる遊びで、認知的な遊びの分類のひとつである。
ふり遊び:物や動作を別のものに見立てて行う遊びで、象徴機能の発達を反映する。