正答4
解説
正解は4です。
青年期の心理を表す用語を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(青年期の用語として誤ったもの)です。
【選択肢別解説】
1:× エリクソンは、青年期の心理社会的危機をアイデンティティの確立と拡散としました。
アイデンティティの模索は青年期の中心的な課題です。
2:× 役割実験は、青年がさまざまな役割を試しながら自分に合うものを探すことです。
エリクソンが青年期の特徴として述べた用語です。
3:× モラトリアムは、社会的な責任や義務の引き受けを猶予された期間を指します。
エリクソンが青年期の特徴として用いた用語です。
4:○ 第一次反抗期は、2〜3歳ごろの幼児期にみられる自己主張や反抗です。
青年期の反抗は第二次反抗期と呼ぶので、青年期の用語としては誤りです。
5:× 心理的離乳は、青年が親への心理的な依存から離れて自立していく過程です。
ホリングワースが提唱した青年期の用語です。
【ポイント】
第一次反抗期は幼児期の自我の芽生え、第二次反抗期は青年期の自立の表れです。
モラトリアムと役割実験は、いずれもアイデンティティ形成に関わる用語です。
【用語】
アイデンティティ:自分は何者かという一貫した自己の感覚で、青年期に確立が課題となる。
モラトリアム:青年が大人としての責任や義務を一時的に猶予され、自分を探している期間である。
役割実験:さまざまな役割を試しながら、自分に合う生き方を探る青年期の行動である。
心理的離乳:青年期に親への依存から離れ、精神的に自立していく過程である。
第一次反抗期:幼児期の自我の芽生えによって、親の指示に拒否的になる時期である。