正解を2つ選んでください。
正答2・5
解説
正解は2と5です。
日本語で、目的語を表すヲ格がガ格に置き換えられる文型を問う問題です。
「水を飲む」のヲ格は、述語の形によっては「水が飲みたい」のようにガ格にもできます。
この問題は交替しないものを選ぶので、○ が答え(ヲ格がガ格と交替しないもの)です。
【選択肢別解説】
1:× 希望のタイでは、「本を読みたい」も「本が読みたい」も言えます。
ヲ格とガ格が交替します。
2:○ テクレルでは、「本を書いてくれる」を「本が書いてくれる」とは言えません。
ガ格は書く行為をする人を表すため、目的語をガ格にできません。
3:× 可能形では、「英語を話せる」も「英語が話せる」も言えます。
ヲ格とガ格が交替します。
4:× テアルでは、「窓を開けてある」も「窓が開けてある」も言えます。
ヲ格とガ格が交替します。
5:○ 意向形では、「手紙を書こう」を「手紙が書こう」とは言えません。
ヲ格がガ格と交替することはありません。
【ポイント】
ヲ格とガ格の交替は、希望(タイ)、可能、テアルのように状態を表す述語で起こります。
動作の主体の意志を表す意向形や、恩恵を表すテクレルでは交替しません。
【用語】
ヲ格:文の中で動作の対象を表す助詞「を」で示される成分である。
ガ格:文の中で主語を表す助詞「が」で示される成分である。
可能形:「書ける」のように、動作ができることを表す動詞の形である。
意向形:「書こう」のように、話し手の意志や勧誘を表す動詞の形である。