正答4
解説
正解は4です。
記憶障害に対するリハビリテーションの手法を問う問題です。
この問題は適切でないものを選ぶので、○ が答え(適切でないもの)です。
【選択肢別解説】
1:× 誤りなし学習は、最初から正しい答えを示して誤りを起こさせずに学習させる方法です。
誤りが記憶に残るのを防げるため、記憶障害に有効です。
2:× 環境調整は、物の置き場所を決める、予定表を見やすい所に貼るなど、周囲を整えて生活しやすくする方法です。
記憶障害の代償手段として適切です。
3:× 間隔伸張法は、覚えた情報を思い出させる間隔を少しずつ延ばしていく方法です。
記憶の定着を助ける手法として用いられます。
4:○ プリズム順応は、視野を一方にずらすプリズム眼鏡をかけて目標を指す練習をする方法です。
半側空間無視に対する治療法であり、記憶障害のリハビリテーションではありません。
5:× グループ訓練では、メモリーノートの使い方を練習したり、仲間と経験を共有したりできます。
記憶障害のリハビリテーションとして用いられます。
【ポイント】
記憶障害には、誤りなし学習、間隔伸張法、外的補助手段(メモや手帳)、環境調整が用いられます。
プリズム順応は半側空間無視の訓練法として覚えておきましょう。
【用語】
誤りなし学習:誤反応を出させずに正しい反応だけを繰り返し、記憶を定着させる方法である。
間隔伸張法:復習の間隔を少しずつ延ばしながら、情報の記憶を保たせる方法である。
プリズム順応:視野をずらすプリズム眼鏡を装着して反応を修正させる、半側空間無視の訓練法である。
環境調整:物の置き場を決めるなど、周囲の環境を整えて障害の影響を減らす方法である。