正答3
解説
正解は3です。
補聴器適合の評価方法を問う問題です。
この問題は適切でないものを選ぶので、○ が答え(適切でない評価)です。
【選択肢別解説】
1:× 補聴器を装用した状態で環境騒音が許容できるかは、適合評価の項目です。
周囲の騒音がうるさく感じられないことを確認します。
2:× 大きな音(入力音90dB SPL)を入れたときの出力が不快レベルを超えないことは、適合評価の重要な項目です。
3:○ 補聴器装用時の語音明瞭度は、裸耳時と比べてどれだけ改善したかで評価します。
難聴の程度や種類によって到達できる明瞭度は異なるため、70%という一律の値を基準にするのは適切ではありません。
4:× 雑音がある場面でも語音明瞭度が保たれているかは、日常生活での聞き取りを反映する評価項目です。
5:× 装用者自身が補聴器の効果に納得しているかは、継続して装用するために重要です。
質問紙などで評価します。
【ポイント】
補聴器適合の評価は、語音明瞭度の改善、不快レベルの確認、環境騒音の許容、装用者の満足度などを組み合わせて行います。
明瞭度は絶対値ではなく、裸耳との比較で効果を判断します。
【用語】
補聴器適合:補聴器の調整が、装用者の聴こえと生活に合っているかを評価することである。
語音明瞭度:聞いた語音のうち、正しく聞き取れた割合を示す指標である。
不快レベル:大きな音で聞くのが不快に感じ始める音の大きさである。
入力音:補聴器のマイクに入る音で、その大きさにより出力が変わる。