正答4
解説
正解は4です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
自閉症スペクトラム障害(ASD)の診断基準となる特徴を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× ASDでは他者への関心が乏しい傾向がみられ、記述は正しいです。
視線が合いにくい、一人遊びを好むなどの形で現れます。
2:× 反復的な言葉の使用は典型的な特徴で、記述は正しいです。
反響言語(エコラリア)や決まり文句の繰り返しがみられます。
3:× 特定の習慣や手順への強いこだわりは中核症状の一つです。
記述は正しいです。
4:○ ASDでは身振りによる意思伝達は円滑ではなく、障害されます。
指さしや身振り、表情など非言語的コミュニケーションの困難が特徴です。
5:× 手や指をひらひらさせる常同運動はASDでよくみられます。
記述は正しいです。
【ポイント】
DSM-5の診断基準は2領域です。
「社会的コミュニケーションと対人相互反応の障害」と「限定された反復的な行動・興味」です。
【用語】
自閉症スペクトラム障害:社会的コミュニケーションの困難と、限定された反復的な行動や興味を特徴とする発達障害である。
反響言語:相手の言った言葉をそのまま繰り返す現象で、エコラリアとも呼ばれる。
常同運動:同じ動作を目的なく繰り返す行動で、手や指をひらひらさせる動きなどがこれにあたる。