正答2
解説
正解は2です。
この問題は悪性腫瘍の特徴でないものを選ぶので、○ が答えです。
悪性腫瘍と良性腫瘍の違いを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 悪性腫瘍の特徴です。
悪性腫瘍の細胞では、核の大小不同や形の不整などの異型性が強くみられます。
2:○ 悪性腫瘍の特徴ではありません。
悪性腫瘍は速く増殖するのが特徴です。
穏やかでゆっくりした増殖は良性腫瘍の特徴です。
3:× 悪性腫瘍の特徴です。
急速に増殖すると血液供給が追いつかず、腫瘍の中心部が壊死に陥りやすくなります。
4:× 悪性腫瘍の特徴です。
悪性腫瘍は血管やリンパ管を通って遠隔臓器へ転移します。
良性腫瘍は転移しません。
5:× 悪性腫瘍の特徴です。
悪性腫瘍は周囲の組織に入り込む浸潤性の発育を示します。
良性腫瘍は被膜に包まれた膨張性の発育を示します。
【ポイント】
悪性は「速い増殖・浸潤・転移・強い異型性」、良性は「遅い増殖・膨張性・転移なし」と対比して覚えましょう。
【用語】
異型性:細胞や核の大きさや形が不ぞろいになり、正常な細胞と異なる様子を示す性質である。
浸潤性の発育:腫瘍が周囲の組織に染み込むように広がりながら増殖していく性質である。
転移:腫瘍細胞が血液やリンパ液に乗って離れた臓器に移り、そこで新たに増える現象である。
壊死:細胞や組織が血流の不足などによって死んでしまうことである。