正答4
解説
正解は4です。
この問題は誤っている組み合わせを選ぶので、○ が答え(誤った組み合わせ)です。
代表的な疾患と、その病態・検査所見の対応を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい組み合わせです。
ネフローゼ症候群では尿中に大量の蛋白が失われ、低蛋白血症(低アルブミン血症)になります。
2:× 正しい組み合わせです。
痛風は高尿酸血症によって尿酸結晶が関節に沈着し、関節炎を起こす疾患です。
3:× 正しい組み合わせです。
血友病は凝固因子(血友病Aは第Ⅷ因子、Bは第Ⅸ因子)の活性が低下する遺伝性疾患です。
4:○ 誤った組み合わせです。
バセドウ病は甲状腺を刺激する自己抗体によって甲状腺ホルモンが過剰になる疾患です。
甲状腺ホルモンは低下ではなく上昇します。
低下するのは橋本病などの甲状腺機能低下症です。
5:× 正しい組み合わせです。
悪性貧血は胃の内因子の欠乏によりビタミンB12が吸収できず、巨赤芽球性貧血を起こします。
【ポイント】
バセドウ病は甲状腺機能亢進症で、頻脈・体重減少・眼球突出などがみられます。
機能低下症の橋本病と対比して覚えましょう。
【用語】
ネフローゼ症候群:腎臓から大量の蛋白が尿に漏れ、血液中の蛋白が減ってむくみを生じる病態である。
血友病:血液を固める凝固因子が生まれつき不足し、出血が止まりにくくなる遺伝性の疾患である。
バセドウ病:甲状腺が刺激されて、甲状腺ホルモンが過剰に作られる自己免疫性の疾患である。
悪性貧血:胃からの内因子の不足でビタミンB12が吸収されずに起こる貧血である。