正答2
解説
正解は2です。
反対語(対になる形容詞)の理解・表出は、獲得の時期が語によって異なります。
5歳時点でも正答率が低い語を選ぶ問題です。
【選択肢別解説】
1:× 「高い-低い」は、大きさに関わる身近な対で、比較的早く獲得されます。
2:○ 「厚い-薄い」は、5つの中で最も正答率が低い対です。
厚さは物の一部分の寸法を比べる捉えにくい次元で、日常で使う機会も少ないため、獲得が遅れます。
3:× 「大きい-小さい」は、最も早く獲得される反対語の一つです。
2〜3歳頃から理解されます。
4:× 「広い-狭い」も面積に関わる対ですが、5歳では多くの子どもが正答できる水準とされます。
5:× 「多い-少ない」は量の比較で、幼児期に比較的早く獲得されます。
【ポイント】
形容詞の対は、全体の大きさ(大小)から獲得が始まり、高低・長短などの一次元の対、厚薄などの捉えにくい次元の順に進むとされます。
【用語】
反対語テスト:ある語に対して、意味が反対になる語を答えさせて語彙の理解を調べる課題である。