正答5
解説
正解は5です。
この問題は副鼻腔を構成する空洞でないものを選ぶので、○ が答え(副鼻腔ではないもの)です。
副鼻腔を構成する4つの空洞を問う問題です。
副鼻腔は鼻腔の周囲の骨の中にある空洞で、上顎洞・篩骨洞・前頭洞・蝶形骨洞の4つからなります。
【選択肢別解説】
1:× 篩骨洞は副鼻腔です。
左右の眼窩の間にある篩骨の中の小さな蜂巣状の空洞の集まりです。
2:× 上顎洞は副鼻腔です。
上顎骨の中にある最大の副鼻腔で、中鼻道に開口します。
3:× 前頭洞は副鼻腔です。
前頭骨の中にあり、鼻前頭管を経て中鼻道に開口します。
4:× 蝶形骨洞は副鼻腔です。
蝶形骨体の中にあり、蝶篩陥凹に開口します。
5:○ 乳突洞は副鼻腔ではありません。
乳突洞は側頭骨の乳様突起内にある空洞で、鼓室とつながる中耳の一部です。
【ポイント】
副鼻腔は「上顎・篩骨・前頭・蝶形骨」の4つです。
乳突洞や乳突蜂巣は中耳炎の波及先として耳の領域で問われるので、区別しておきましょう。
【用語】
副鼻腔:鼻腔のまわりの顔面の骨の中にあり、鼻腔と通じている空洞の総称である。
篩骨洞:左右の眼窩の間にある篩骨の中にある、小さな空洞が集まった副鼻腔である。
蝶形骨洞:頭蓋の中央にある蝶形骨の内部にあり、鼻腔の奥に開口する副鼻腔である。
乳突洞:側頭骨の乳様突起の内部にある空洞で、鼓室と通じる中耳の一部である。