正答3
解説
正解は3です。
児童期(おおむね小学生の時期)の認知・言語・社会性の発達を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
児童期には、自分の理解や記憶の状態を把握するメタ認知が発達します。
2:× 正しい記述です。
二次的ことばは岡本夏木の用語で、目の前にいない不特定の相手に向けた話しことばや書きことばを指します。
就学を機に発達していきます。
3:○ 誤った記述です。
並行遊びは、そばで同じような遊びをしながら互いに関わらない遊びで、おおむね2〜3歳頃に多くみられます。
児童期には、ルールや役割のある集団での協同遊びが中心になります。
4:× 正しい記述です。
ピアジェの具体的操作期(7〜11歳頃)にあたり、具体物については論理的に考えられるようになります。
5:× 正しい記述です。
児童期には、自分を勉強・運動・友人関係など多くの面からとらえるようになります。
【ポイント】
パーテンの遊びの分類では、ひとり遊び・傍観・並行遊び・連合遊び・協同遊びの順に発達します。
二次的ことばは、具体的な場面に支えられた一次的ことばと対比して覚えましょう。
【用語】
二次的ことば:不特定の相手に向けて、場面の助けなしに言葉だけで伝える話しことばや書きことばである。
並行遊び:子どもが近くで同じような遊びをしながらも、互いに関わり合わない遊びである。
具体的操作期:ピアジェの発達段階の一つで、具体的な物については論理的に考えられる時期である。
メタ認知:自分の理解や記憶の状態を客観的にとらえ、調整する働きのことである。