正解を2つ選んでください。
正答4・5
解説
正解は4と5です。
自閉症スペクトラム障害(ASD)の子どもは、あいまいな表現や暗黙のルールの理解が苦手です。
特性に合わせて、具体的で分かりやすい支援を選ぶ問題です。
【選択肢別解説】
1:× 不適切です。
ASDの子どもは、遠回しな表現や比喩の理解が苦手です。
直接的で具体的な表現で話しかけます。
2:× 不適切です。
興味の持てない活動を無理に押し付けるより、本人の興味のある活動を入り口にしてやりとりを広げます。
3:× 不適切です。
ASDの子どもは視覚的な情報の理解が得意なことが多いです。
言語発達に遅れがなくても、絵や写真などの視覚支援は有効です。
4:○ 適切です。
望まない誘いを適切に断る方法を、ロールプレイで具体的に練習させます。
実際の場面で使える社会的なスキルの習得につながります。
5:○ 適切です。
困ったときの援助の求め方を、具体的な場面を設定して教えます。
場面に結び付けて練習することで、般化しやすくなります。
【ポイント】
ASDへの支援の基本は「具体的に・視覚的に・場面に即して」教えることです。
ソーシャルスキルトレーニング(SST)では、ロールプレイで実際の場面を再現して練習します。
【用語】
ロールプレイ:場面を設定して役を演じ、対人場面での振る舞い方を練習する方法である。
視覚支援:絵や写真などの視覚的な情報を使って、理解や見通しを助ける支援である。
般化:特定の場面で身に付けたことを、別の場面や相手でも使えるようになることである。
自閉症スペクトラム障害:社会的なやりとりの困難と、限定された興味や反復的な行動を特徴とする発達障害である。