正答1
解説
正解は1です。
思考過程(思路)の障害の種類と特徴を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 迂遠は、細部にこだわって回りくどく話し、目標にはなかなか到達しないものの最終的には主題にたどり着く思考の障害です。
てんかんや器質性精神障害でみられます。
2:× 連合弛緩は、考えのつながりがゆるみ、話のまとまりが失われる障害です。
統合失調症でみられ、細部へのこだわりではありません。
3:× 思考途絶は、思考の流れが突然途切れて話が止まってしまう障害です。
統合失調症でみられます。
4:× 観念奔逸は、考えが次々に湧いて話題がどんどん飛ぶ障害です。
躁状態でみられ、主題から逸れていきます。
5:× 思考制止は、考えが進まず遅くなる障害です。
うつ状態でみられます。
【ポイント】
迂遠は「遠回りだが目的地に着く」、観念奔逸は「脇道に逸れて戻らない」と対比して覚えます。
思考制止はうつ、観念奔逸は躁、連合弛緩と思考途絶は統合失調症と疾患と結び付けましょう。
【用語】
迂遠:細部にこだわって回りくどくなるが、最終的には主題にたどり着く思考過程の障害である。
連合弛緩:考えのまとまりや筋道がゆるみ、話の内容がばらばらになる思考の障害である。
思考途絶:話の途中で考えが急に途切れ、話せなくなる思路の障害である。
観念奔逸:次々に考えが浮かんで話題が飛ぶように移り変わる思路の障害である。
思考制止:考えが浮かびにくく、進みが遅くなる思路の障害で、うつ状態でみられる。