正答1
解説
正解は1です。
この問題は表語性に役立つ同音語の書き分けでないものを選ぶので、○ が答え(同音語の書き分けではないもの)です。
表語性とは、文字の表記によって、音だけでなくどの語であるかが示される性質です。
同じ音の語を書き分けることで、別の語であることが表されます。
【選択肢別解説】
1:○ 「表す」と「表わす」は同音語の書き分けではありません。
同じ語の送り仮名の違いで、どちらも同じ意味を表す表記の揺れです。
2:× 「立つ」と「断つ」は、同じ音の別の語を漢字で書き分けています。
表語性に役立つ書き分けです。
3:× 「write」と「right」は、英語で同じ発音の別の語を綴りで書き分けています。
4:× 「night」と「knight」は、発音されないkの有無で別の語を書き分けています。
5:× 「バレエ」は舞踊、「バレー」は球技のバレーボールを指し、カタカナの表記で書き分けています。
【ポイント】
漢字は表語文字の代表で、日本語の同音異義語の区別に大きく役立っています。
送り仮名の違いは語の区別に関わらない表記の揺れと区別します。
【用語】
表語性:文字の表記によって、音だけでなくどの語であるかが示される性質である。
同音語:発音は同じだが、意味や語が異なる語のことで、表記で書き分けられる。
送り仮名:漢字で書く語の読みを示すために、漢字のあとにつける仮名である。
表語文字:漢字のように、一つの文字が語や意味を表す文字である。