正答3
解説
正解は3です。
選別検査(スクリーニング検査)は、多くの人の中から障害の疑いのある人を短時間で見つけ出すための検査です。
詳しい診断や評価のための検査とは目的が異なります。
【選択肢別解説】
1:× VHI(Voice Handicap Index)は、声の問題が生活に与える影響を患者が自分で答える質問紙で、音声障害の自覚的評価です。
2:× GRBAS評価は、嗄声の性質と程度を聴覚的な印象で評価する方法で、選別検査ではありません。
3:○ 自動ABR(自動聴性脳幹反応)は選別検査です。
新生児聴覚スクリーニングに用い、結果を「パス」か「要再検(リファー)」で自動判定します。
4:× DN-CASは、プランニング、注意、同時処理、継次処理の4つの認知処理を評価する認知評価システムで、選別検査ではありません。
5:× SLTA(標準失語症検査)は、聴く、話す、読む、書く、計算を総合的に評価する失語症の検査で、選別検査ではありません。
【ポイント】
新生児聴覚スクリーニングには、自動ABRと耳音響放射(OAE)が用いられます。
選別検査で「要再検」となった場合は、精密検査で確定診断を行います。
【用語】
選別検査:多くの人の中から、障害の疑いがある人を短時間で見つけ出す検査である。
自動ABR:新生児の聴覚スクリーニングで、反応の有無を自動で判定する聴性脳幹反応検査である。
VHI:Voice Handicap Indexの略で、声の問題が生活に与える影響を本人が答える質問紙である。
GRBAS評価:嗄声の程度や性質を、聞いた印象で評価する方法である。
SLTA:聴く、話す、読む、書く、計算を調べる、標準失語症検査の略称である。
DN-CAS:DN-CAS認知評価システムのことで、プランニング、注意、同時処理、継次処理を評価する検査である。