正答3
解説
正解は3です。
合理的配慮とは、障害のある人が他の人と同じように学んだり生活したりできるよう、個別の状況に応じて行う変更や調整です。
実施には、その負担が過重でないことが前提になります。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
障害のある子どもとない子どもが共に学ぶインクルーシブ教育を実現するために、合理的配慮が必要です。
2:× 正しい記述です。
合理的配慮の提供は、障害者差別解消法によって行政機関や事業者に求められるようになりました。
3:○ 誤りです。
合理的配慮は、学校の負担の程度に関わらず行うものではありません。
体制面や財政面で過重な負担にならない範囲で提供するものです。
4:× 正しい記述です。
障害のある本人や保護者から配慮を求める意思表示があった場合に、話し合いのうえで対応します。
5:× 正しい記述です。
合理的配慮は、社会的障壁を取り除き、社会参加をしやすくすることを目的としています。
【ポイント】
合理的配慮は「意思の表明」と「過重な負担でないこと」の2点がキーワードです。
なお、2024年4月からは、私立学校を含む民間事業者にも合理的配慮の提供が義務づけられました。
【用語】
合理的配慮:障害のある人が他の人と同じように参加できるよう、個々の状況に応じて行う変更や調整である。
インクルーシブ教育:障害のある子どもとない子どもが、共に学ぶ仕組みを指す。
障害者差別解消法:障害を理由とする差別をなくし、合理的配慮を求める法律である。
社会的な障壁:障害のある人の社会参加を妨げる、制度や慣行、設備などの壁を指す。