正解を3つ選んでください。
正答1・2・5
解説
正解は1と2と5です。
嚥下訓練中にむせて激しく誤嚥したときは、まず気道に入った物を出すことと、さらなる誤嚥を防ぐことを優先します。
【選択肢別解説】
1:○ 咳を促します。
咳は気道に入った異物を自力で排出する最も有効な防御反応です。
2:○ 口腔と咽頭内を吸引します。
口の中や喉に残った食物や分泌物を取り除き、さらに気道へ流れ込むのを防ぎます。
3:× 水を飲ませるのは誤りです。
誤嚥した直後に水を飲ませると、さらに誤嚥を重ねる危険があります。
4:× 血液検査は、まず行う対応ではありません。
誤嚥性肺炎が疑われる場合に後で行う検査で、急性期の処置ではありません。
5:○ 側臥位にします。
顔を横に向けた姿勢にすると、口の中の物が外へ流れ出やすくなり、さらなる誤嚥を防げます。
【ポイント】
誤嚥時は「咳の促し・吸引・体位の調整」を速やかに行い、呼吸状態や酸素飽和度を確認します。
窒息の徴候があれば、ただちに医師や看護師に連絡します。
【用語】
誤嚥:飲食物や唾液が、食道ではなく気管に入ってしまうことを指す。
吸引:口の中や咽頭にたまった物を、器具を使って吸い取る処置である。
側臥位:体を横向きに寝かせた姿勢で、誤嚥物の気管への流入を減らす効果がある。