正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3と4です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
吸気筋は胸腔を広げて空気を取り込み、呼気筋は胸腔を狭めて空気を押し出します。
安静時の呼気は主に肺の弾性による受動的なもので、努力呼気で呼気筋が働きます。
【選択肢別解説】
1:× 記述は正しいです。
吸気筋は胸郭を広げ、横隔膜を下げて胸腔を拡大させます。
2:× 記述は正しいです。
横隔膜は収縮すると下がって胸腔を広げる、最も重要な吸気筋です。
3:○ 記述が誤りです。
腹直筋は吸気筋ではなく呼気筋です。
腹圧を高めて横隔膜を押し上げ、努力呼気や咳を助けます。
4:○ 記述が誤りです。
内肋間筋は吸気筋ではなく呼気筋です。
肋骨を引き下げて胸郭を狭めます。
5:× 記述は正しいです。
胸鎖乳突筋は胸骨と鎖骨を引き上げ、努力吸気を助ける呼吸補助筋です。
【ポイント】
吸気筋は横隔膜と外肋間筋、呼気筋は内肋間筋と腹筋群と対比して覚えます。
発声時には呼気筋が呼気流をコントロールしています。
【用語】
吸気筋:息を吸うときに働き、胸腔を広げて空気を取り込ませる筋の総称である。
呼気筋:息を吐くときに働き、胸腔を狭めて空気を押し出させる筋の総称である。
横隔膜:胸腔と腹腔を隔てるドーム状の筋で、収縮して下がることで胸腔を広げる。
内肋間筋:肋骨の間にある筋の一つで、肋骨を引き下げて胸郭を狭める。
呼吸補助筋:努力呼吸のときに、主要な呼吸筋を助けて働く筋の総称である。