正答1
解説
正解は1です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
標本調査は、母集団の一部を取り出して調べ、その結果から母集団の性質を推定する方法です。
【選択肢別解説】
1:○ 記述が誤りです。
標本の大きさ(サンプルサイズ)は、得られた標本の値から計算するものではありません。
調査の前に、求める推定の精度や検出力などから決めます。
2:× 記述は正しいです。
標本の平均や分散などの統計量を用いて、母集団の平均や分散などを推定します。
3:× 記述は正しいです。
母集団の一部だけを調べるため、全数調査より費用や時間を節約できます。
4:× 記述は正しいです。
母集団を性別や年齢などの層に分け、層ごとに無作為抽出する方法を層別(層化)抽出法といいます。
5:× 記述は正しいです。
推測統計は、標本が無作為に抽出されていることを前提に、確率論を用いて母集団を推定します。
【ポイント】
無作為抽出には、単純無作為抽出、層別抽出、系統抽出、多段抽出などがあります。
無作為抽出でないと標本に偏りが生じ、推定の妥当性が失われます。
【用語】
母集団:調査によって性質を明らかにしたい、対象全体の集まりを指す。
標本:母集団の中から取り出された一部で、実際に調べる対象の集まりである。
層別抽出法:母集団をいくつかの層に分け、層ごとに無作為抽出を行う標本抽出の方法である。
推測統計:標本から得たデータをもとに、母集団の性質を確率的に推定する統計の考え方である。
無作為抽出:母集団のどの要素も等しい確率で選ばれるように、標本を偶然にまかせて選ぶ方法である。