正解を3つ選んでください。
正答1・4・5
解説
正解は1と4と5です。
LCSA(学齢版言語・コミュニケーション発達スケール)は、小学1~4年生を対象に、言語とコミュニケーションの力を多面的に評価する検査です。
下位検査の結果から、総合的なLCSA指数と、読み書きに関わるリテラシー指数を求めることができます。
【選択肢別解説】
1:○ 音読はリテラシー指数を得る下位検査です。
文字を音声に変換する力を評価します。
2:× 文表現はリテラシー指数には含まれません。
絵などを見て文で表現する、話し言葉の表出に関わる下位検査です。
3:× 語彙知識はリテラシー指数には含まれません。
語の意味の理解を評価する、話し言葉に関わる下位検査です。
4:○ 音韻に関する下位検査はリテラシー指数を得る項目です。
語の音を分解したり操作したりする音韻意識の力は、読み書きの基盤になります。
5:○ 文章の読解はリテラシー指数を得る下位検査です。
読んだ文章の内容を理解する力を評価します。
【ポイント】
リテラシー指数は、音読、文章の読解、音韻意識の3つの下位検査から求めます。
音韻意識の弱さは発達性ディスレクシアの背景として重要です。
【用語】
LCSA:学齢版言語・コミュニケーション発達スケールの略で、小学生の言語とコミュニケーションの力を調べる検査である。
リテラシー指数:読み書きに関する下位検査の結果から求める、LCSAの指数のひとつである。
音韻意識:語の意味ではなく、音の構造に注目して音を分けたり操作したりする力である。
発達性ディスレクシア:知的な遅れがないのに、読み書きの習得に著しい困難がある状態を指す。