正答5
解説
正解は5です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
TEACCHプログラムは、自閉スペクトラム症の人の特性に合わせて環境を整える、米国ノースカロライナ州で生まれた包括的な支援プログラムです。
中心となる方法は構造化された指導(構造化)です。
【選択肢別解説】
1:× 記述は正しいです。
自閉スペクトラム症の人は視覚情報の処理が得意なことが多いため、絵や文字などの視覚的な手がかりを活用します。
2:× 記述は正しいです。
活動ごとに場所を分ける物理的構造化により、どこで何をするかをわかりやすくします。
3:× 記述は正しいです。
スケジュールを視覚的に示し、次に何をするかの見通しをもって行動できるようにします。
4:× 記述は正しいです。
ワークシステムなどで、活動の始まりと終わりをはっきり示します。
5:○ 記述が誤りです。
TEACCHでは大人が静かに見守るだけではなく、環境を構造化し、子どもが自立して活動できるよう積極的に指導します。
【ポイント】
構造化には、物理的構造化、スケジュール、ワークシステム、視覚的構造化があります。
TEACCHは本人を変えるより、本人が理解しやすい環境をつくるという考え方です。
【用語】
TEACCHプログラム:自閉スペクトラム症の人の特性に合わせて環境を整える、米国で生まれた包括的な支援プログラムである。
構造化:時間や場所、手順などを視覚的にわかりやすく整え、見通しをもって行動できるようにする方法である。
物理的構造化:活動ごとに場所や家具の配置を区切り、どこで何をするかを明確にする方法である。
ワークシステム:何をどれだけ行うのか、終わりはどこかを、視覚的に示して一人で作業を進められるようにする方法である。
自閉スペクトラム症:対人的なやりとりの障害と、限定された反復的な行動を特徴とする発達の障害である。