正答5
解説
正解は5です。
この問題は誤っている組合せを選ぶので、○ が答え(誤った組合せ)です。
受精卵は発生の過程で外胚葉・中胚葉・内胚葉の三胚葉に分かれ、それぞれから決まった組織や器官ができます。
【選択肢別解説】
1:× 神経-外胚葉は正しい組合せです。
脳・脊髄・末梢神経などの神経系は、外胚葉からできる神経管と神経堤に由来します。
2:× 筋肉-中胚葉は正しい組合せです。
骨格筋・心筋・平滑筋は主に中胚葉から発生します。
3:× 真皮-中胚葉は正しい組合せです。
皮膚のうち表皮は外胚葉ですが、その下の真皮は中胚葉に由来する結合組織です。
4:× 肝臓-内胚葉は正しい組合せです。
肝臓や膵臓は、内胚葉からなる原始腸管が膨らみ出して形成されます。
5:○ 血管-内胚葉は誤った組合せです。
血管や心臓などの循環器系は、内胚葉ではなく中胚葉に由来します。
【ポイント】
外胚葉は表皮・神経系・感覚器になります。
内胚葉は消化管や気道の上皮と、肝臓・膵臓・甲状腺などの腺になります。
中胚葉は骨・筋・血管・血液・腎臓・真皮などになります。
【用語】
三胚葉:発生の初期に形成される外胚葉・中胚葉・内胚葉の3つの細胞層で、あらゆる組織のもとになる。
外胚葉:三胚葉のうち最も外側の層で、表皮や神経系、感覚器のもとになる。
中胚葉:三胚葉の中間の層で、骨・筋・血管・血液・腎臓などのもとになる。
内胚葉:三胚葉のうち最も内側の層で、消化管や気道の上皮と、肝臓・膵臓などの腺のもとになる。
真皮:皮膚の表皮の下にある結合組織の層で、血管や神経、汗腺などを含む。