正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3と4です。
共通語の規範として誤用とされる「さ入れ言葉」「ら抜き言葉」と、話し言葉でふつうに使われる縮約形とを見分ける問題です。
【選択肢別解説】
1:× 「出しといて」は「出しておいて」の縮約形です。
くだけた話し言葉で一般的に使われ、誤用ではありません。
2:× 「飲んじゃった」は「飲んでしまった」の縮約形です。
これも話し言葉としてふつうに使われる形で、誤用ではありません。
3:○ 「読まさせていただきます」はさ入れ言葉で、誤用とされます。
五段動詞「読む」の使役形は「読ませる」なので、正しくは「読ませていただきます」です。
4:○ 「食べれない」はら抜き言葉で、誤用とされます。
一段動詞「食べる」の可能形は「食べられる」なので、正しくは「食べられない」です。
5:× 「食べてこう」は「食べていこう」の縮約形です。
話し言葉でふつうに使われる形で、誤用ではありません。
【ポイント】
さ入れ言葉は、五段動詞の使役形に余分な「さ」が入るものです。
ら抜き言葉は、一段動詞やカ変動詞の可能形から「ら」が抜けるものです。
縮約形(〜とく、〜ちゃう)はくだけた表現ですが、誤用とはされません。
【用語】
さ入れ言葉:「読ませていただく」を「読まさせていただく」とするような、使役形に余分な「さ」が入る言い方である。
ら抜き言葉:「食べられる」を「食べれる」とするような、可能形から「ら」が抜けた言い方である。
縮約形:「食べていこう」を「食べてこう」とするように、くだけた話し言葉で音を縮めた形である。