正解を2つ選んでください。
正答4・5
解説
正解は4と5です。
ラウドネスは、人が感じる音の大きさの感覚量です。
単位はsone(ソーン)で、1000Hz・40dB SPLの純音の大きさを1soneとします。
【選択肢別解説】
1:× phon(フォン)はラウドネスレベルの単位です。
ラウドネスそのものの単位はsoneです。
2:× 音圧が2倍になると、音圧レベルは約6dB上がります。
ラウドネスが2倍になるのは音圧レベルが約10dB上がったときなので、音圧2倍ではラウドネスは2倍になりません。
3:× 公式正答では誤りとされています。
ただし、同じ音圧でも周波数によって聞こえる大きさが変わることは、等ラウドネス曲線が示す性質です。
そのため、記述だけを読むと正しいとも受け取れます。
4:○ 持続時間がおよそ0.2秒より短い音では、短いほど小さく聞こえます。
これは時間的加算と呼ばれ、音圧が一定でも持続時間によってラウドネスが変わります。
5:○ 等ラウドネス曲線では、3000〜4000Hz付近が最も感度の高い領域です。
そのため同じ音圧なら、4000Hzの方が1000Hzより大きく聞こえます。
【ポイント】
ラウドネスレベル(phon)は、同じ大きさに聞こえる1000Hz純音の音圧レベルの値で表します。
ラウドネス(sone)は、約10dB上がるごとに2倍になります。
【用語】
ラウドネス:音の大きさに対する聴覚上の感覚の強さを表す、心理的な量のことである。
phon:ある音と同じ大きさに聞こえる1000Hz純音の音圧レベルの値で表す、ラウドネスレベルの単位である。
音圧:音波によって生じる大気圧からの圧力の変化分である。
sone:ラウドネスの単位で、1000Hz・40dB SPLの純音の大きさを1とする。
等ラウドネス曲線:同じ大きさに聞こえる純音の音圧レベルを、周波数ごとに結んで示した曲線である。
時間的加算:ごく短い音では、持続時間が長くなるほど大きく聞こえるという聴覚の性質である。