正解を2つ選んでください。
正答2・3
解説
正解は2と3です。
声の衛生指導は、声帯に負担をかける生活習慣や話し方を見直し、声の障害の予防や改善を図る指導です。
【選択肢別解説】
1:× 声帯の保湿には十分な水分をとることが大切です。
飲水量を制限するのは逆効果です。
2:○ 大声や長時間の発声を避けて声帯を休めることは、声の安静として基本となる指導です。
3:○ 喫煙は声帯の粘膜を刺激し、ポリープ様声帯や喉頭がんの原因になります。
そのため生活習慣の修正として禁煙を促します。
4:× 炭酸飲料は胃の内容物が逆流しやすくなる原因になります。
胃食道逆流の予防では、炭酸飲料を控えるよう指導します。
5:× 咳払いは声帯を強くぶつけ合わせるため、声帯を傷めます。
発声行動の修正では、咳払いを控え、代わりに唾を飲み込むなどの方法を指導します。
【ポイント】
声の衛生指導の柱は、声の使いすぎを避けること、喉の乾燥を防ぐこと、喫煙や飲酒などの刺激を減らすことです。
【用語】
声の衛生指導:声帯を傷めないよう、生活習慣や声の使い方を改善するための指導である。
声の安静:声帯への負担を減らすために、声を出す量や強さを控えることである。
胃食道逆流:胃の内容物が食道へ逆流する状態で、喉頭に炎症を生じる原因となる。
ポリープ様声帯:声帯全体がむくんで腫れる病変で、喫煙との関連が強く、声が低くなりやすい。