正答1
解説
正解は1です。
知能検査・発達検査・認知症スクリーニング検査の対象年齢や構成が問われています。
【選択肢別解説】
1:○ 田中ビネー知能検査Ⅴでは、2〜13歳は精神年齢から比率IQを求めます。
14歳以上は精神年齢を用いず、偏差IQを算出します。
2:× 日本版WAIS-Ⅳの対象年齢は16歳0か月〜90歳11か月です。
上限は79歳ではなく90歳です。
3:× KIDS乳幼児発達スケールは、運動・操作・理解言語・表出言語・概念・対子ども社会性・対成人社会性・しつけ・食事の9領域で構成されます。
4:× MMSE(Mini-Mental State Examination)は、見当識・記憶・計算・言語などを調べる認知機能のスクリーニング検査です。
社会性の検査ではありません。
5:× 新版K式発達検査2020は、実施の順序や手順を子どもの様子に合わせて柔軟に変えられる検査です。
手順が厳密に決まっているわけではありません。
【ポイント】
田中ビネー知能検査Ⅴは「13歳以下は比率IQ、14歳以上は偏差IQ」と覚えましょう。
WAIS-Ⅳは16〜90歳、WISC-Ⅳは5〜16歳が対象です。
【用語】
田中ビネー知能検査Ⅴ:ビネー式の流れをくむ個別式の知能検査で、2歳から成人までを対象とする。
偏差IQ:同じ年齢集団の中での相対的な位置を表す知能指数である。
日本版WAIS-Ⅳ:ウェクスラー式の成人用知能検査で、全般的な知能とその内訳を調べる検査である。
KIDS乳幼児発達スケール:保護者などへの質問で、乳幼児の発達を領域別に評価する検査である。
MMSE:認知症などの疑いがある人の認知機能を、短時間の質問でおおまかに調べるスクリーニング検査である。
新版K式発達検査2020:子どもの姿勢や運動、認知や言語、社会性の発達を調べる個別式の発達検査である。