正答3
解説
正解は3です。
ボウルビィ(Bowlby)は、愛着の発達を4つの段階に分けて説明しました。
人見知りは、特定の人への愛着がはっきり形成される時期に現れます。
【選択肢別解説】
1:× 第1段階(誕生〜生後約12週)です。
誰に対しても注視したり微笑んだりする段階で、人見知りはまだみられません。
2:× 第2段階(約12週〜6か月)です。
母親など特定の人によく反応するようになりますが、見知らぬ人を嫌がる人見知りは目立ちません。
3:○ 第3段階(約6か月〜2、3歳)です。
特定の人への愛着が確立し、はいはいなどで後を追うようになります。
見知らぬ人への人見知りや分離不安が現れるのはこの段階です。
4:× 第4段階(3歳ごろ〜)です。
養育者の意図や状況を理解し、離れていても安心していられるようになる段階です。
5:× 内的作業モデルは、愛着経験から作られる自己と他者についての心的表象のことです。
ボウルビィの4段階の一つではありません。
【ポイント】
人見知りはおおむね生後6〜8か月ごろに現れ、第3段階の始まりと重なります。
各段階の名称と時期をセットで押さえましょう。
【用語】
愛着:子どもが特定の養育者との間につくる、心の結びつきのことである。
人見知り:乳児が見慣れない人を見て不安や警戒を示す反応である。
内的作業モデル:愛着の経験をもとに作られる、自分や他者についての心の中の見取り図である。
分離不安:愛着をもつ相手から離れることに対して子どもが示す不安や恐れである。