正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3と4です。
記憶は、保持時間による分類(短期記憶・長期記憶)と、内容による分類(エピソード記憶・意味記憶・手続き記憶)があります。
これから行う予定を覚えておく展望記憶もあります。
【選択肢別解説】
1:× 都道府県の名前は、いつどこで覚えたかに関係なく持っている知識です。
展望記憶ではなく意味記憶に当たります。
2:× 泳ぎ方のように体で覚えた技能は、意味記憶ではなく手続き記憶に当たります。
3:○ 聞いた電話番号をその場でメモするまで覚えておくのは、数秒から数十秒の短期記憶です。
4:○ 小学6年生の夏休みのできごとのように、時間と場所を伴う個人的な体験の記憶はエピソード記憶です。
5:× 郵便ポストを見て手紙を投函する予定を思い出すのは、手続き記憶ではなく展望記憶です。
【ポイント】
展望記憶は「未来の予定の記憶」で、日常生活の自立に深く関わります。
高次脳機能障害の評価ではRBMT(リバーミード行動記憶検査)などで調べます。
【用語】
展望記憶:これから行う予定や約束を、適切なときに思い出すための記憶である。
意味記憶:言葉の意味や一般的な知識についての記憶で、いつ覚えたかには左右されない。
短期記憶:数秒から数十秒ほどの短い間だけ、情報を保っておく記憶である。
エピソード記憶:いつどこで経験したかという、時間や場所を伴う個人的な出来事の記憶である。
手続き記憶:泳ぎ方や自転車の乗り方のように、体で覚えた技能や手順の記憶である。