正答2
解説
正解は2です。
発達性吃音は幼児期に発症する吃音で、症状の出方には特徴的な法則性があります。
【選択肢別解説】
1:× 適応性効果はあります。
同じ文章を繰り返し音読すると、吃音の頻度が減っていく現象です。
2:○ 発達性吃音の症状は、語頭や文頭で起こりやすく、語尾ではほとんど生じません。
語尾の繰り返しは、獲得性(神経原性)の吃音などでみられる特徴です。
3:× DAF(遅延聴覚フィードバック)を使うと、発達性吃音では多くの場合に流暢性が改善します。
変化しないのではありません。
4:× 一貫性効果はあります。
同じ文章を繰り返し読むと、同じ箇所でどもりやすい現象です。
5:× 日や状況による変動性があります。
電話や人前では悪化し、一人で話すときや歌うときには軽くなるなど、波があるのが特徴です。
【ポイント】
発達性吃音では、斉読、歌唱、DAF、マスキングなどの条件で流暢性が高まります。
適応性効果と一貫性効果もセットで覚えましょう。
【用語】
発達性吃音:幼児期に発症する吃音で、音の繰り返しや引き伸ばし、つまりが特徴である。
適応性効果:同じ文章を繰り返し音読するうちに、吃音の頻度が減っていく現象である。
DAF:自分の声を少し遅らせて聞かせる遅延聴覚フィードバックのことである。
一貫性効果:同じ文章を繰り返し読むと、同じ箇所でどもりやすくなる現象である。
変動性:吃音の症状が、日や場面によって強くなったり弱くなったりすることである。