正答4
解説
正解は4です。
この問題は目的でないものを選ぶので、○ が答え(口腔ケアの目的にあたらないもの)です。
口腔ケアは口の中を清潔に保ち、口腔の疾患や全身の合併症を防ぐことを目的とします。
【選択肢別解説】
1:× う蝕の予防は口腔ケアの目的です。
う蝕の原因となるプラーク(歯垢)を取り除くことで予防できます。
2:× 口臭の減少は口腔ケアの目的です。
舌苔や食べかすを取り除くと、細菌が作るにおいの成分が減ります。
3:× 粘膜炎の予防は口腔ケアの目的です。
特にがんの化学療法や放射線治療中は、口腔を清潔にすることが重要です。
4:○ プラークの形成は目的ではなく、口腔ケアで防ぐべきものです。
口腔ケアはプラークを除去し、その形成を抑えるために行います。
5:× 誤嚥性肺炎の予防は口腔ケアの重要な目的です。
口の中の細菌を減らすことで、唾液を誤嚥したときの肺炎を防ぎます。
【ポイント】
口腔ケアには、清掃中心の器質的口腔ケアと、口腔機能の維持・向上を図る機能的口腔ケアがあります。
高齢者の誤嚥性肺炎予防に有効であることが知られています。
【用語】
口腔ケア:口の中を清潔にし、口腔の疾患や全身の合併症を防ぐための清掃や機能維持の取り組みである。
プラーク:歯の表面に付着する細菌のかたまりで、う蝕や歯周病の原因となる歯垢である。
誤嚥性肺炎:唾液や食物が誤って気管に入り、そこで細菌が繁殖して起こる肺炎である。
う蝕:細菌が作る酸により歯が溶かされる疾患で、一般にむし歯と呼ばれる。