正答4
解説
正解は4です。
この問題は検査項目にないものを選ぶので、○ が答え(DTVPに含まれない項目)です。
フロスティッグ視知覚発達検査(DTVP)は、5つの下位検査で子どもの視知覚の発達を評価します。
【選択肢別解説】
1:× 空間関係はDTVPの下位検査です。
点を結んで手本と同じ図形を描き、複数の物の位置関係の把握をみます。
2:× 図形と素地はDTVPの下位検査です。
重なった図形の中から指定された図形を見つけ出す能力をみます。
3:× 形の恒常性はDTVPの下位検査です。
大きさや向きが変わっても同じ形と判断できるかをみます。
4:○ 図形の遅延再生はDTVPの下位検査ではありません。
時間をおいて図形を思い出して描く課題は、視覚記憶の評価で用いられます。
5:× 空間における位置はDTVPの下位検査です。
並んだ図形の中から、向きの違う図形や同じ図形を選ぶ課題です。
【ポイント】
DTVPの5つの下位検査は「視覚と運動の協応」「図形と素地」「形の恒常性」「空間における位置」「空間関係」です。
記憶を評価する下位検査は含まれません。
【用語】
フロスティッグ視知覚発達検査:5つの下位検査で、子どもの視知覚の発達を評価する検査である。
視覚と運動の協応:目で見た情報に合わせて手を動かす働きで、線を引く課題などで調べる。
図形と素地:重なった図形の中から、指定された図形を見つけ出す視知覚の働きを指す。
形の恒常性:大きさや向きが変わっても、同じ形だと認識できる視知覚の働きを指す。
空間における位置:図形の向きや位置の違いを判別する、視知覚の働きを指す。
空間関係:複数の物の位置関係を捉えて、図形を再現する視知覚の働きを指す。