正答2
解説
正解は2です。
発声効率は、呼気をどれだけ効率よく声に変えているかを示す指標です。
空気力学的な検査で評価し、声の聞こえ方や本人の困り感を評価する尺度とは区別します。
【選択肢別解説】
1:× VHI(音声障害指数)は、声の問題による生活上の困り感を本人が答える質問紙です。
発声効率を測るものではありません。
2:○ MPT(最長発声持続時間)は発声効率の指標になります。
声門の閉鎖が悪く呼気が漏れると、一息で声を出せる時間が短くなります。
3:× GRBASは、声の質を聞いて評価する聴覚心理的評価です。
嗄声の程度(G)、粗糙性(R)、気息性(B)、無力性(A)、努力性(S)を評価します。
4:× CAPE-Vも聴覚心理的評価の尺度です。
声の質を、線分上に印をつける方法で評価します。
5:× V-RQOL(音声関連QOL)は、声の問題が生活の質に与える影響を本人が答える質問紙です。
発声効率を測るものではありません。
【ポイント】
発声効率の指標には、最長発声持続時間と平均呼気流率があります。
声の評価は「聴覚心理的評価」「空気力学的検査」「音響分析」「自覚的評価」に分けて覚えます。
【用語】
発声効率:呼気を効率よく声に変換できているかを示す、発声の能力の指標である。
MPT:最長発声持続時間の略で、できるだけ長く声を出し続けられる時間を測る検査である。
VHI:音声障害指数の略で、声の問題による生活上の困り感を本人が答える質問紙である。
GRBAS:嗄声の総合的な程度(G)と粗糙性・気息性・無力性・努力性を、聞いて段階評価する尺度である。
CAPE-V:米国で作られた声の聴覚心理的評価法の略称で、声の質を線分上に印をつけて評価する。
V-RQOL:音声関連QOL質問紙の略で、声の問題が生活の質に与える影響を本人が回答する。