正答3
解説
正解は3です。
この問題は発熱の原因疾患で「ない」ものを選ぶので、○ が答えです。
発熱は感染症、悪性腫瘍、膠原病、内分泌疾患などで生じます。
【選択肢別解説】
1:× 白血病は発熱の原因になります。
腫瘍そのものによる発熱や、免疫低下による感染症で発熱します。
2:× 肺結核は発熱の原因になります。
微熱が続くことや寝汗が典型的な症状です。
3:○ 気管支喘息は発熱の原因疾患ではありません。
主な症状は喘鳴・咳・呼吸困難で、発熱は感染を合併したときにみられます。
4:× 亜急性甲状腺炎は発熱の原因になります。
発熱とともに甲状腺部の痛みや圧痛を伴います。
5:× 全身性エリテマトーデスは発熱の原因になります。
発熱は全身性エリテマトーデス(SLE)の代表的な全身症状です。
【ポイント】
不明熱の三大原因は感染症・悪性腫瘍・膠原病です。
気管支喘息は気道の慢性炎症による発作性の気道狭窄であり、発熱を主症状としません。
【用語】
亜急性甲状腺炎:ウイルス感染後に起こるとされる甲状腺の炎症で、痛みと発熱を伴う疾患である。
全身性エリテマトーデス:自己免疫により全身の臓器が障害される膠原病で、女性に多い疾患である。
気管支喘息:気道の慢性的な炎症により、発作的に喘鳴や呼吸困難が起こる疾患である。